失敗しない会社設立とは
2018年8月31日

電子定款にかかる費用とは

会社を新規に設立する場合には定款を作成することが必要です。

定款は会社の所在地や目的、名称などの基本となる事項を決めるものですので、かなりの重要書類であることには間違いがありません。そこで法令のなかで内容として盛り込むべき事項が決まっていますし、株式会社の場合は公証人による認証を受けるなどの特別な手続きが求められています。このような定款はかつての時代には紙の書面として作成した上で、ここに発起人が記名押印をしなければなりませんでした。

しかし現在では文書のデジタル化が進んでいることもあって、電子定款という方式も認められるようになっています。電子定款でも公証人の認証はやはり必要で、申請はインターネットでの送信による方法となっていますが、認証後の受け取りは公証人役場に出向いた上で、空のメディアにダウンロードしてもらう形式をとります。そこで電子定款の作成の場合、紙と同様に定款認証のための手数料が必要ですし、ほかに消耗品のメディアを用意する費用もかかります。それ以前に編集したファイルをPDFファイルとして作成して、記名押印の代わりに電子署名をしなければなりませんので、そのための専用ソフトとICカードリーダー、マイナンバーカードといったものが必要です。

金額的にはPDFファイルを作成するための専用ソフトの購入費用がかなり大きく、もしも職場で別の用途ですでに購入して利用しているのであれば別ですが、新規購入となると割に合わない部分もあります。ICカードリーダーやマイナンバーカードは、機種の選択しだいではそれほど費用はかかりませんが、それでも数千円台の出費です。

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